110 日以上の撹拌発酵が有機物を黒土にします
製造方法
”まぜた君” は、採卵鶏の鶏糞を、石灰窒素の代わりに、肥育牛の敷料を利用した牛糞に混合し、さらに110日に以上経過した、戻し堆肥をよく混合し、且つ、一山40トン以上の体積山を作ることで生産を始めます。
これを、易分解性有機物(鶏糞の悪臭の原因であるタンパク質、脂質など)が、十分に分解されるように、7日おきに、撹拌移動を行います。
牛糞の敷料に使用されている、オガ屑、もみ殻などが、2m以上の高さに堆積した堆肥山であっても十分な酸素供給を行っていることで、悪臭が極度に軽減され、付近住民からの苦情はほとんどありません
この体積山を、必ず毎週一回すべての山を撹拌しますが、山の数は現在16山で生産しています。 もっとたくさんの山を作ることがより一層完璧な完熟堆肥を作ると思われますが、敷地、経済の側面から16の体積山で行っております。
2026年1月最終週より、自家製培養の光合成細菌を5週撹拌の体積山に散布し、その効用と分解の優劣を目的としており、結果は5月ごろに明確になります。現在でも4年以上にわたり、最終乾燥時に光合成細菌をメーカー品を混合していましたが、自家培養より非常に薄く、ほのかな悪臭もありませんので、その効果は少々疑問でした。
堆積撹拌を、毎週行うには一定の大きさのタイヤショベルが不可欠で、弊社ではキャタピラーの902を利用しそのバケットの容量は、0.9立米です。
毎日の作業で堆肥を生産していますが、初期の混合堆肥に大量に降雨があるとその嫌気的な層から悪臭が発生するようですが、これは、過剰な水分による嫌気発酵での水素化合物による悪臭の発生と思われます。主に硫化水素、メチルメルカプタン、イソ吉草酸とされています。
その為、加水分解の為の保水は、5週後の光合成細菌の散布時に行っておりますが、この頃からは易分解性の有機物分解は終了し、過剰な水分補給でも悪臭の発生は激減します。今般初めてのやや多めの光合成細菌の散布により過剰な加水でも悪臭の発生しないことが確認できれば、牛糞に混合されているオガ屑、もみ殻などの難分解性有機物、すなわちリグニンの分解も進むことと思われます。
リグニンの分解には、十分な加水が必要でありますが、好気性発酵だけでは不十分で、同時並行的に嫌気発酵も必要であると思われますが、それ以上にリグニン画分への水浸透を図るには、やや過剰な水分とその圧力が必要と思われるからです。
光合成細菌添加後、10回の撹拌移動で完熟堆肥が出来上がり、その後、ハウスに敷詰めて、深耕ロータリーで毎日、最終好気性発酵を行い、乾燥した完熟堆肥を生産しています。
この時の色味は、明るい黄土色ですが、最近の高濃度の光合成細菌の添加後は、やや茶色に変わってきています。ここで重要なことは、濡らすと真っ黒になっていることです。
この黒色は、腐植酸の黒色と思われ、この黒色こそが、黒色土そのものなのです。
野焼きによる草原維持と黒ボク土の形成を各種の書物、ネットなどで見かけることができますが、黒土の ”黒” の原因を微粉炭による黒色のように表現している書物か体制ですが、その表し方に黒色の原因について腐植酸と言う言葉の説明はありません。
微粉炭の黒色は全くの間違いです、なぜならば、茨城県の黒ボク土地帯でも、乾燥した土壌は黄土色ですが、降雨後の土壌は真っ黒です。
濡れると黒くなる土が、黒土であり黒ボク土なのです。
よって、まぜた君は、黒土の原料であり、黒土そのものです。